大人気のアディダスのランニングシューズ「Adizero Evo SL(アディゼロ エヴォ SL)」。トップモデルと同じ極上のミッドソール素材を使用しながらも、クセがなく扱いやすいと評判のモデルです。
街で走っていても、履いているランナーをよく見かけます。
まだ持っていないランナーは、「実際のところ、トレーニングやレースでどう使えるの?」「サイズ感や耐久性は?」と気になっているはず。
今回は、普段からアディゼロ Evo SLを愛用している筆者Cobyがリアルなレビューをお届けします。

【総合評価】アディゼロ Evo SLは練習からレースまで狙える万能シューズ

結論から言うと、アディゼロ Evo SLは日々のトレーニングに最高のシューズです。
特にテンポを上げたModerate run(速めのジョグ)を気持ち良く走らせてくれます。私の場合は4’10/km〜4’30/kmぐらいの速度帯で動きがハマります。
クッション性、推進力、軽さ、どれをとっても非常に高い次元でバランスが取れています。これ一足で何でもこなせてしまうと言っても過言ではないと私は思っています。
私は20代にブランクがあるものの、中学生から現在まだ中長距離走をしていますが、間違いなくトップ3に入るデイリートレーナーと感じています。
また、トレーニング用としてはもちろんですが、サブ4、サブ3.5レベルのランナーであれば、レースシューズとしてこのシューズを選択肢に入れてもいいのではと思えるほどです。
アディゼロ Evo SLのスペックと特徴
シューズの主なスペックは以下の通りです。
- 内蔵プレート:なし
- ミッドソール:Lightstrike Pro
- ヒール厚 / フォアフット厚:38.5mm / 32.0mm(ドロップ6.5mm)
- 重量:223g(26.0cm実測値)
- 価格:19,800円(税込)
- 発売:2024円11月
最大の特徴は、アディダスのトップレースモデル(Evo 1など)に採用されている超高反発フォーム「Lightstrike Pro」をミッドソールに惜しげもなく100%使用している点です。カーボンプレートは搭載されていませんが反発は十分で、前述した通りテンポを上げたランで力を発揮します。
サイズとフィット感
私は足幅が狭めで、普段のランニングシューズは概ね26.5cmを着用しています。今回のアディゼロ Evo SLは26.0cmでジャストフィットでした。
なお、他のアディダスシューズでは、Adizero SL(初代)は26.0cm、Boston 12は26.0cmを着用していました。私がAdidasのシューズを選ぶ際は基本ハーフサイズ下げることが多いですね(あくまで個人的な感想なため、試着をお勧めします)。
【Good】自然とペースが上がる心地良い推進力

走ってみて最初に驚くのが、シューズが生み出す心地良い推進力です。
カーボンプレートが入っていないにも関わらず、Lightstrike Pro特有の反発力のおかげで、足を置くだけでポンッと前へ押し出される感覚があります。力んでペースを上げようとしなくても、気がつくと自然とペースが上がっている心地よさは、このシューズならではの強みです。
箱根駅伝上位常連校(私の母校)の選手もペースが自然と上がってしまうので、回復を促すジョグの日は、Evo SLは履かないと話していたそうです(治療院の先生情報)。
私もリカバリージョグではこのシューズは履かず、特にテンポを上げたジョグやロング走でこのAdizero Evo SLを重宝しています。
【Good】安定感を維持した心地良いクッション性

厚底の高反発シューズによくある「グラつき」や「不安定さ」をあまり感じません。
ミッドソール底面がやや広めに設計されているため、着地時の安定感があります。足への優しさと反発性が両立しており、長い距離を走っても脚へのダメージが少なく感じます。
【Good】デザインがかっこいい

完全に個人的な感想にはなりますが、とにかくデザインがかっこいいです。
ナイキのような派手さはないですが、これぞドイツメーカー、質実剛健といったルックスは、私のテンションを上げてくれます。
様々なカラー展開がありますが、その中でも私は王道の白×黒をチョイスしました(汚れは目立ちますけどね)。
アディゼロ Evo SLの耐久性
私は遅ればせながら2026年5月にこのシューズを手に入れ、今日まで300km強履き込んできたので、現在の状態をシェアします。

まずアウトソールですが、小指側のラバーがない部分は、地面との摩擦で少し削れてきました。
この部分にアウトソールがないのは軽量化を図ってのことだと思います。軽量化と耐久性はトレードオフの関係になるので仕方ないですし、この部分が削れること自体が走りに影響は及ぼしていないので、引き続きを使用を続けていきたいと思います。

次にミッドソールのクッション性ですが、300km強走っても、まだ明確な衰えや反発の抜けは感じません。
シューズとして重要度の高いクッションのヘタリはないため、まだまだ活躍してくれそうです。
アディゼロ Evo SLの耐久性については、400km、500kmと履き続けた状況を引き続きこちらに更新していく予定です。
結論:クッションと推進力が絶妙な、練習からサブ3まで狙える傑作。

「アディゼロ Evo SL」は、主にテンポを上げたジョグ(Moderate run)からペース走、そしてマラソンの本番まで、あらゆるシーンでランナーの期待に応えてくれる本当に優秀なシューズです。
どのシューズを履いて練習しようか迷った時、ついこれを選んでしまう。そんな頼れる相棒になってくれる一足ですので、気になっている方はぜひ一度足を入れてみてください。


